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結晶構造ギャラリー

コバルト硫黄クラスター

2つのフラーレン配位子で挟まれた内部空間につくられた,コバルト原子8個,硫黄原子15個からなるクラスター.可逆な5電子還元・1電子酸化,1,000 nm以上の長波長吸収,2個のhign-spin Co(II)によりもたらされる磁性など,ユニークな光・電子・磁気特性をもつ.

 

リチウムイオン内包PCBM

リチウムイオン内包フラーレンの初めての有機官能基化の例として合成された.陽イオンであるリチウムイオンをフラーレン骨格内に含むことにより,高い電子親和性をもつ.

 

メタノインデンフラーレン

有機薄膜太陽電池の電子アクセプター材料.小さな有機付加基(メチレン基)は,固体中でフラーレン骨格どうしの接触を妨げず,フラーレン間での高い電子ホッピング効率を実現し,太陽電池において高い短絡電流密度,フィルファクタを与える.また,2箇所でのπ共役系の縮小により,高い開放電圧が得られる.同様のC70のメタノインデンフラーレンは,P3HTを電子ドナーとする有機薄膜太陽電池において,6.4%の変換効率を示す.

 

Mg-TIPSTEP

有機薄膜太陽電池の電子ドナー材料.ポルフィリン骨格の中心にマグネシウムが結合する.マグネシウムに配位した溶媒分子(図ではメタノール)は溶解度を高めるはたらきをし,薄膜形成後,加熱により除去できる.PCBMを電子アクセプター材料とする有機薄膜太陽電池において,2.7%の変換効率を示す.

 

フラーレン三核金属錯体

3つのルテニウム金属がC70に結合している.3つのうち2つがC70のインデニル型部位に結合し,もう1つがフルオレニル型部位に結合している.3つの金属は互いに電子的な相互作用を及ぼしあっていて,1つの金属から電子を1個奪うと,残りのもう2つの金属では電子が奪われにくくなる.

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